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2019/06/28

「不買宣言」に関する持論

ちょっと落ち着いた(!?)ので

前々から思ってる主題の件を改めて書きます。

多分長くなります。

 

私は販売に従事した経験がそこそこあるのですが

例えば自分が勤めている店で

「もう2度と来るか!」と大暴れして出ていった客が

数ヶ月後くらいに

「反省したようなのでまた来ることにした」とか言って

またやって来たらどう思うかというのを考えます。

多分内心では「はぁ?」でしょうね。

さすがに追い返すまではしないでしょうけど

少なくとも改めて御得意さんとして認定して

サービスなどすることは生涯ないと思います。

 

これ企業においても基本は同じだろうと私は思ってるのです。

そこまで啖呵を切って出ていったならもう来るなよ。

普通はそう思うのですヒトなんですから。

企業は不特定多数を相手にしているから

特定の個人なんていちいち覚えちゃいないでしょうけど

ヒトがやってるんですから基本は変わらないです。

 

改めて考えてみてやっぱり思うんですけど

不買宣言って何よりもそれをやった個人に

何一つとしてお得なことがないのです。

それを一個人がやって同志が集まったような状況も

私個人は見たことがないですし。

あと例えばある業界の大手に対して不買を宣言してる人って

同じ業界の他の関係者は絡みにくいじゃないですか。

そうなると人脈や情報源が減っちゃう可能性まであるのです。

 

1つ勘違いしないで欲しいんですけど

だからと言って「不買をやるな」と言ってるわけじゃありません。

私個人過去にあった件から幾つかの企業の製品を

もう何年とか何十年も買ってない件が複数あります。

ただ他人様に言ってもしょうがないし

ましてや公言することにはデメリットしかないんだから

個人でこっそりひっそりやろうよと言う話です。

 

個人商店の店先で「もう2度と来るか!」と言えば

それは間違いなくそのお店との縁切り宣言になります。

それで後々そのお店にのこのこ出向くのは

何より言った本人が恥ずかしいですよね。

それと同じ感覚を企業相手にも持っていいんじゃないの

私個人はそう思ってます。

だって規模は違えど同じヒトが動かす組織なんですから。

 

いや本当に生涯縁を切ると固く心に決めた相手になら

言っていいと思いますよ不買宣言。